FITS エコノミックレポート

★ドル/円の日足では、5日線（赤線）の112.38円を上抜けてきたことから、今後の動きでこのラインを維持できるかが注目される。また、上値追いとなった際は、75日線（緑線）の112.82円が上値抵抗ラインとなりやすい。

特に注目するのは、前日の高値112.57円を上抜けできるのか、それとも安値111.57円を下抜けするかにある。

現在のところ、下値は切り上げてきていることから、112.57円を上抜けすると上値・下値切り上げとなり、戻り基調となる可能性が高い。ただ上抜け出来ない場合は、『はらみ線』のような形となるものの、前日終値の112.36円を上回るのか下回るのかも重要ポイントとなる。

ストキャスティクス・スロー（パラメータ：14、3、3、20、80）は、%K：14.96、%D:13.31と売られ過ぎ域から僅かにゴールデンクロスしており、一旦の反発を示現していることになる。

5日線を維持できるか、前日足の高値を上抜け出来るかが本日の注目点となる。