★日経225の日足では、25日移動平均線かい離率が5.0%超、75日移動平均線かい離率が10.0%超となると、過去の経験則から過熱感意識され調整局面となりやすいと言われている。
2017年11月7日に25日線かい離率が6.17%、75日線かい離率12.55%までかい離したところで、調整局面となった後、11月9日が天井となり下落調整となった。
かい離率が開くのは上昇のスピードが速いためであるが、市場参加者の節目として25日なら5.0%、75日なら10.0%がピークを付ける目安となっている。
本日も朝型25日移動平均線かい離率が5.0%超となったことから、その後は上昇幅を縮小する展開となった。
過熱感のある市場では、オシレータが上限に張り付くような動きでも上昇基調を続けることが多い。そういう時は25・75日移動平均線かい離率で判断するのも下落タイミングを計る材料にもなる。
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