★日経225の日足では、5日SMA(赤線)がレジスタンスと意識れる形で下落基調が続いていた。ただ、3月17日以降はもみ合う展開となっていたが、本日一気に5SMAの17,054円を上抜けると勢いそのままに10日SMA(青線)の17,755円も上抜けした。5日SMAが上向きとなってきていることから、短期的には上昇基調が強まってきた。
2月6日の直近高値23,995円と3月19日直近安値16,358円を結んだフィボナッチ・リトレースメントでは、23.60%戻しの18,161円が一旦のレジスタンスとして意識される。上抜けすると白銀比率29.8%戻し18,634円、38.2%戻し19,276円が上値目処として意識される。
相場ではスパイクボトムのようなV字回復のような戻りは滅多にない。そのため、これらの抵抗体が上値を抑えて2番底・3番底探しの展開となりやすい。また、PBR1.0倍の20,100円前後も相場の節目となりやすい。
10日SMAも上向きになると、短期的な戻りの勢いが強まる。
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