FITS エコノミックレポート

★日経225の日足では、10月26日安値20,971円と12月3日高値22,629円のボックス相場となっている。ただ、12月3日には25日SMA（青線）がレジスタンスとなり上値を切り下げる展開となっている。また、5日SMA（赤線）もわずかに下向きとなってきているほか、10日SAM（黄線）や25日SMAも下向きとなっていることで、下押し圧力が強まってきている。そのため、10月26日安値20,971円が下値目処として意識される。

ストキャスティクス･スロー（パラメータ：14、5、3、20、80）は、％K：25.72、％D：24.47と低位に位置しており、現在のところでは％Kが％Dを上抜けしていることから、戻り基調は残っている。

このボックス相場を下抜けすると、年初来安値となった3月26日安値20,347円が意識される。

長期トレンドとなる月足では、24ヵ月SMAの21,329円を下抜けしてきており、下押し圧力が強いことを示している。そのため、24ヵ月SMAを回復出来るかが注目点となる。