FITS エコノミックレポート

日経225をエンベロープで分析すると!

 

★エンベロープとは、移動平均線から上下に一定にかい離させた線のことで、価格が移動平均線から、どの程度離れたかを見るために用いる。一般的には、エンベロープの上限・下限をトレンドの反転のポイントとして売買サインに用いたり、支持・抵抗の目安として用いる。これは、移動平均線からある程度かい離した価格は、移動平均線へ回帰されるという考えからきている。

 

日経225の日足で、25日SMA(黒線)エンベロープ(パラメータ:25、±1%、±3%、±6%)で下値目処を探る。

昨日3月1日には、25日SMAがレジスタンスとして意識され上値が抑えられた。ウクライナ情勢を巡る悪化懸念が高まったことから、米国主要三指数が大きく下落したことで、日経225も朝方から窓を開けて下落する展開になった。

下値目処として、マイナス3%の26,171.84円やマイナス6%の25,361.21円が意識される。

このところのパターンとすれば、下げ止まる前に一旦大陰線が出現した後に回復基調となることが多くみられる。

そのため、今回も大陰線が出現するまでは、下押しバイアスの強さいが維持される可能性がある。

また、傾向とすればマイナス6%を下抜けすると早々に回復傾向となり、25日SMA近辺まで戻り基調になりやすい。

本日は窓を開けて下落しているものの、小陰線となっていることから調整局面は継続する可能性がある。まずはマイナス3%近辺までの下落には注意が必要である。

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