★日経225の日足では6月26日に75日線(緑線)がサポートとして意識され一旦下げ止まったものの、その後も75日線と200日線(紫線)を挟んだ値動きとなっている。
本日も75日線22,182円や200日線22,092円が下値節目として意識される展開が想定される。
下値ではダブルトップネックラインとなる5月30日安値21,932円が大きな節目となる。また、22,000円でのプットオプションの出来高が多かったことで、プレミアム200円を差し引いた21,800円が重要ポイントとなる。21,800円を下抜けると、プットオプションの売り手からヘッジ目的の日経先物に売りが大量に持ち込まれることが想定され大きな下落要因となりやすい。
一方で、6月には主要企業の株主総会が終了し、配当金などの支払いがあった。そのため、海外投資家の買いや、国内機関投資家などの買いも余力も増加している。また、6月はボーナスシーズンだったことから、投資信託などへの資金流入もあり、安値では押し目買いが入りやすい。
ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、3、3、20、80)は、下位まで低下後横ばいとなっており、下げ止まりの兆候が出てきている。
また、週末のロウソク足は『下ヒゲ十字線』となり迷い線ではあるものの、前日ロウソク足に対して下値・上値を切り上げている。
上値では5日線(赤線)22,305円や10日線(黄線)22,425円がレジスタンスとして意識される。
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