★日経225の月足では、2012年に60ヵ月SMA(赤線)を上抜けして以来一度も下回らずに上昇基調が継続していた。しかし、60ヵ月SMAの20,261円を下抜けた。
ただ、ネックラインとなる2018年12月安値18,949円を上回っていることから、何とかこらえている状態となっている。
MACD(パラメータ:12、26、9)では、上値を切り下げる展開となっている。価格は上昇したにも関わらず、MACDが上値を切り下げていることから、ダイバージェンスが発生していることになる。ダイバージェンスは下落の前兆とされている。ゼロラインは上回っているものの、MACDがシグナルを下抜け下向きとなっているため、下押しバイアスが強まってきている。
3月末までに60ヵ月SMAを回復出来るようなら再び上昇基調は継続するが、このまま下抜けしてしまうともう一段の下落になりやすいので注意が必要となる。
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