FITS エコノミックレポート

★日経225は、3月28日以降隔日で陽線･陰線を繰り返す展開となっている。順番的には本日は陰線ということになる。5日線（赤線）21,554円の攻防となっているが、上抜けして終了するならば短期的な上昇基調は継続していることになる。また、下値には25日線（青線）21,432円が位置しているが、25日線を維持出来るかも重要なポイントとなる。

ストキャスティクス･スロー（パラメータ：14、3、3、20、80）は、％K:89.79、％D: 85.73とやや買われ過ぎ過熱感が出ていることから、多少の下落調整はやむを得ない。％Kが横ばいとなっていることで、上昇の勢いは鈍化してきている。

上値では、3月12日高値21,971円が重要ポイントとなる。この高値を上抜けできると、上値切り上げとなり下落基調から反転したことになりやすい。もみ合いながらも徐々に下値を切り上げてきているので、戻り基調は継続している。