★日経225の日足では、5日線(赤線)22,793円を引けまで維持できるかが焦点となる。75日線(緑線)を除いては、全て上向きとなっていることから、上昇トレンドは現状維持している。
ただ、23,000円を目前に控えて利益確定売りも入りやすい。
ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、3、3、20、80)でも、%K:84.76、%D:88.80と買われ過ぎ過熱感が出ていることから、上値追いには日柄が必要となりそうだ。
逆三尊底ネックライン2月27日高値22,502円を上抜けしていることから、上昇トレンドは継続しており、上値追いには円安という支援材料が必要となりそうだ。ドル/円は110円台に乗せてきたものの、110.30-40円近辺で上値が重くなっている。輸出企業が6月末に110円でドル売り・円買いの輸出予約するにはコストがかかる。スワップ市場では約30銭近辺がコストとなる。そのため、110.30円より円安になると、輸出企業からの輸出予約が入りやすく上値を抑えてしまっている。為替市場では輸出予約が一巡するまでしばらくは現在のレベルで推移しそうである。そのため、日経225も23,000円を目前にして足踏みとなる可能性もある。
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