FITS エコノミックレポート

★日経225は、週末に米英仏はシリアが化学兵器を使用したと断定し、化学兵器関連とされる施設3カ所を攻撃した。今のところ追加攻撃はないとの見方から、市場では地政学的リスクへの警戒感が後退している。そのため、日経225の寄付きは64円高となり、シリア攻撃に対するネガティブな影響は限定的となっている。

ストキャスティクス・スロー（パラメータ：14、3、3、20、80）では、％K:85.76、％D85.43 と過熱感がある中、％Kが％Dをわずかに上回っている。

ただ、買い上がるほどの力強さはなく、小幅な値動きとなっている。本日の注目点では、5日（赤線）21,746円を上抜け維持出来るかにある。3月12日高値21,971円を上抜けするまでは、下落トレンドが継続していることになるので注意が必要となる。