★日経225日足では、朝方窓を空けて寄り付いたことで、昨日のロウソクが『宵の明星』のように見えたが、何とか5日線(赤線)22,039円や3月12日高値21,971円のダブルボトムネックラインがサポートとして意識された。お陰で5日線、10日線(黄線)、25日線(青線)は上向きを維持していることで、短中期的な上昇トレンドは維持して終了した。ただ、本日も75日線(緑線)22,219円まで上昇したものの、維持出来ずに下抜けして終了したことから、75日線がレジスタンスとしてかなり意識されている。
ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、3、3、20、80)は%K:89.22、%D:91.25と買われ過ぎ過熱感は継続している。
75日線を上抜けて買い上がる材料に乏しいことから、上値の重い展開が継続しそうである。ただ、ダブルボトムのネックラインを上抜けたことで、テクニカル的には上向きのバイアスはまだ残っている。
日本の需給ギャップでは10-12月期が+1.5%となり、需要が供給を上回る展開となってきたことで、株高・円安にフォーローとなっている。しかし、グローバル製造業PMIは昨年12月末から下落が続いていることや、日本のエコノミックサプライズの下落基調が継続しており、市場予想を下回る経済指標が続いていることを示している。世界的に経済成長の勢いが鈍化していることから、以前のような株高の勢いは削がれている。
23日(月)午後5:00よりラジオNIKKEI第1の『真壁昭夫のマーケット・ビュー』に出演します。今回は深堀コーナーで『4月相場を振り返り、5月相場に挑む!』についてお話しします。最新のグローバル製造業PMIやエコノミックサプライズについてもお話しするほか、目玉としてトランプ大統領の言動とNYダウ相場動向についてお話しますので、是非ご視聴ください。YouTube LIVEやUstreamでも配信します。
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