FITS エコノミックレポート

★前日のNYダウの下げを受けて日経225日足でも5日線（赤線）22,168円と75日線（緑線）22,173円を下抜けて寄り付いた。ただ、外国為替市場で108.80円台後半の円安水準を維持していることから、大幅下落には至っていない。

ストキャスティクス･スロー（パラメータ：14、3、3、20、80）は、％K:79.14、％D:81.78と％Kが％Dを下抜けして両線とも緩やかに下向きとなっていることから下落調整局面となっている。ただトレンド発生時には、押し目買い場となることも多い。

本日の注目点では、円安傾向を好感して下げ幅を縮小し再び5日線や75日線を回復するのか、それとも10日線（黄線）22.012円に向けて下落基調になるかにある。寄り付きは159円安大幅安で始まったが、その後は下げ幅を拡大することもなく値持ちの良い状況となっている。