FITS エコノミックレポート

★日経225の日足では、本日も5日線（赤線）21500円や25日線（青線）21,411円の上抜け維持した。しかし、3月12日高値21,971円を上抜けするまでは、高値・安値を切り下げる下落基調が継続していることになる。10日線（黄線）も上向きとなっていることから、直近高値上抜け期待が高まる。

ストキャスティクス・スロー（パラメータ：14、3、3、20、80）は、％K：89.04、％D：79.08とやや過熱感が出ているものの、両線がかい離幅を広げながら上向きを維持していることから、戻り基調は継続している。

週足では52週線21,096円を上回っており、前週の下値21,056円を切り上げてきている。そのため、前週の高値21,747円を上抜けると上値・下値を切り上げることになる。ただし、13週線が下向きとなっており、21,950円が上値抵抗ラインとなりやすい。月足では、12ヶ月線21,284円が下値支持ラインとして意識されている。現在は前月に対して『はらみ線』となっており、前月高値21.971円を上抜けするのか、それとも安値20,347円を下抜けするのかが焦点となる。月足では高値・安値を切り上げる上昇基調が継続している。そのため、下落調整が終了すると、再び上値トライとなりやすい。