★米国軍によるイラン革命防衛隊司令官の殺害を受け、両国の対立が激化するとの懸念から金融市場ではリスク回避の動きが強まっている。
そのため、日経225日足の大発会では、大納会の終値23,657円から窓開けとなり25日SMA(青線)23,611円を一気に下抜ける23,320円のスタートとなった。
また、ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)では、%DがSlow%Dを下抜け両線ともかい離幅を広げながら下向きとなっていることから、下押しバイアスが強まっている。
下値目処では、12月4日の直近安値23,045円や75日SMA(緑線)22,867円下値目処として意識される。
日経225は、12月中旬以降は緩やかに下落基調だったことや、12月25日に5日SMA(赤線)が10日SMA(黄線)を下抜けるデッドクロスしていたことで、下落調整場面が続いていた。そのため、中東情勢悪化が切っ掛けとなり下げの勢いが強まった。
一旦下げ止まるまでは慎重姿勢で静観が良さそうだ。米国とイランとの関係悪化の行方も警戒される。イランが米国人を殺害するような攻撃をすると、大統領選を控えて米国民のための聖戦という口実から中東での戦火勃発の可能性もあるので注意が必要となる。
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