FITS エコノミックレポート

★日経225の日足では、本日も逆三尊底ネックライン22,502円がレジスタンスとなり、小幅な動きが続いている。また、5日線（赤線）22,481円を挟んでのもみ合いの様相となっている。下値では、10日線（黄線）22,346円や75日（緑線）22,068円がサポートとして意識される。

本日の注目点も、引けにかけて5日線を維持するようなら、短期的な上昇基調が継続することになる。

ストキャスティクス･スロー（パラメータ：14、3、3、20、80）は、％K:89.39、％D:92.39と％Kが％Dを下回り両線とも下向きとなっていることから、調整下落となっている。ただ、ストキャスティクスではトレンド発生時には調整下落が押し目買いの好機となることも多いので注意が必要となる。

大きな節目となる逆三尊底を挟んでもみ合い相場も5営業日目となり、そろそろ上下に振れる可能性が高まってきている。上抜けすると23,000円を目指すような上昇となりやすい一方で、下落調整となるとネックラインが強いレジスタンスとして意識されやすく、今後も上値抵抗ラインとなりやすい。本日は朝方から円高基調となっており、上値追いするような状況にはなりにくい。