FITS エコノミックレポート

★日経225の日足では、過熱感から反落したものの5日線（赤線）24,108円を維持する24,110円で終了した。一時5日線を下回る場面もあったが、引けにかけては押し目買いも入り5日線を辛うじて維持した。そのため、5日線の上昇も継続している。

ただ、ストキャスティクス･スロー（パラメータ：14、3、3、20、80）では、%K：90.37、%D:91.76と未だに過熱感が残っていることから、明日も利益確定売りが入りやすい展開は継続する。

下値では、10日線（黄線）23,974円が上向きとなっていることで、サポートとして意識される。過熱感がなくなる大幅調整となるなら、25日線（青線）23,236円がサポートとして意識される。

ストキャスティクス留意点は、トレンド発生時はダマシが発生しやすく、売りシグナルが押し目買いのタイミングになってしまうことや、わずかな調整のあと高値を更新する場合などがあるので注意が必要となる。

欧州市場では16:00にトルコ9月消費者物価指数、18:00からメイ首相の演説、19時からコンテ伊首相が予算案に関する協議を行うなど、リスクイベントが多い日となっており注意が必要となる。