★日経225の日足では、注目されていた10日(黄線)22,425円は上抜けしたものの、逆三尊底ネックラインとなる2月27日高値22,502円や25日線(青線)22,553円がレジスタンスとして意識された。明日の相場もネックラインと25日線の攻防となる。75日線(緑線)が上向きになってきたことは、相場にとっては中期的な上昇トレンド入りとなった。
ロウソク足でも上ヒゲの短い陽線引けとなったことで、戻り基調が強い状態で終了していることを示している。
また、ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、3、3、20、80)は、売られ過ぎ域から%Kが%Dを上抜け、かい離幅を広げながら両線とも上向きとなっていることで、上昇基調に勢いがあることを示している。
米MSCIの5月末指数構成銘柄入れ替えに伴う日本株資金流出(市場では4000億円程度と言われていた)を見越したヘッジファンドのTOPIX先物売りの買戻しに上げ幅を拡大した。今日一日でヘッジファンドのポジション調整が終了したのかが焦点となる。明日も続くようなら、もう一段の上昇期待が膨らむ。ただ、今週末には、メジャーSQが控えていることから、思惑的な動きで明日と明後日は変動幅が拡大する可能性があるので注意が必要となる。
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