★日経225では、2月16日高値を起点として3月28日高値を結んだトレンドラインR1を上抜けることが出来ずに上値を切り下げる展開になっている。そのため、3月18日高値を起点として4月6日を高値を結んだトレンドラインR2でも上値を切り下げている。戻り上値の切り下げ幅が大きくなっていることを意味している。
一目均衡表の日足では、5月13日の底値から戻り基調になっているものの、下向きの転換線(赤線)がレジスタンスとして意識され上値を抑える展開になっている。基準線(青線)も下向きになっているため、戻り場面ではレジスタンスとして意識される。
ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)でも、%DとSlow%Dは徐々に上値を切り下げており、戻り上値が鈍くなっている。
全般上値を切り下げる展開が続いていることから、戻り売りスタンスが優位となっている。
ただ、来週には一目均衡表では20年6月18日来の雲のネジレがあり、トレンドの反転や加速など相場の節目になりやすく注視される。
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