★日経平均株価の日足で、2月6日の直近高値23,995.37円と3月19日の直近安値16,358.19円を結んだフィボナッチ・リトレースメントと白銀比率で分析する。
徐々に上値・下値を切り上げながらじり高が継続している。ただ、半値戻りとなる20,176.78円がレジスタンスとして意識されており、4月30日に一旦上抜けしたものの戻り売りや利益確定売りに押される展開となった。
下値では38.2%戻りとなる19,275.59円や白銀比率の29.8%戻り18,634.07円が下値目途として意識されている。
NYダウでも半値戻り近辺でもみ合い相場となっていることから、日経平均でも同様の動きとなっている。
半値戻りは全値戻しと言われるが、一旦の戻り節目としても意識される。そのため、ここからの値動きが重要ポイントとなる。半値戻しの上値の重さが意識されると、再び下値模索の動きになりやすい一方で、一気に上抜け出来ると踏み上げ相場的な上昇になりやすい。
どちらにしても、相場の節目に位置していることには変わらない。
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