FITS エコノミックレポート

日経225は再び200日SMAを意識する展開!

 

★前日の米国株式市場でナスダック総合指数が下落したことに反応して、寄り付きから下げ幅を拡大している。また、本日は日銀の金融政策決定会合の結果発表があり、引け後に黒田総裁の記者会見を控えていることも手控え要因となっている。日経225は先週大きく下げた分を週の前半に戻したところから戻り売りに押されている。

日経225の日足では、7月13日に25日SMA(青線)がレジスタンスとして意識され上値をが抑えられると戻り売りが強まる展開になっている。昨日はサポートとして意識されていた5日SMA(赤線)10日SMA(黄線)を下抜けた。そして、本日は窓を開けての寄り付く展開となり、下げ幅を広げる展開になったものの一旦下げ止まると下ヒゲで持ち直してきている。

ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)は、%DがSloW%Dを上抜け両線とも緩やかに上向きを維持している。このまま上向きを維持出来るのか、それとも%Dが下向きになるのかが注目点となる。

下値目処では、再び200日SMA(紫線)の27,651.19円が視界に入ってきた。7月9日では一旦下抜けしたものの、引けにかけては反発したこともあり、下値目処として強く意識される。

日本取引所グループ(JPX)が昨日発表した空売り比率では、48.1%まで上昇している。直近では7月9日には50.4%、6月21日には50.2%まで膨らんだ翌日には、空売り比率からの買い戻しが入り大幅反発する動きが続いている。本日も空売り比率が50%超えとなるようなら、月曜日の動向が注視される。

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