★日経225の日足では、25日SMA(青線)を上抜ける展開となり、ボックス相場上放れとなった。5日SMA(赤線)が10日SMA(黄線)と25日SAMを上抜けるゴールデンクロスしており、短期的には上昇基調が継続している。
ただ、本日は75日SMA(緑線)21,080円を上抜けしたものの、上ヒゲをを残すロウソクで終了した。
上値では200日SMA(紫線)21,231円と100日SMA(黒線)21,249円がレジスタンスとして意識される。また、8月2日に窓を空けたことで8月1日安値21,288円でも窓を埋めによる達成感からのレジスタンスとなりやすい。
ただ、これらのレジスタンスを上抜けできると、260日SAM(茶線)21,574円が上値の目処として意識される。7月に260日SMA上抜けトライしたものの、結局は上抜けできずに調整局面となった。また、過去1年間での価格帯別出来高では、21,500円近辺が最も出来高が多く、買い方からの『やれやれ売り』が入りやすく上値の重石となっている。
ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)では、%DがSlow%Dを上抜け両線とも上向きを維持していることから、上昇基調は継続している。
まとめると、ストキャスティクスの勢いでは上昇基調を継続しているが、上値では各SMAがレジスタンスとして意識されやすいことや、21,500円台からは買い方から『やれやれ売り』が上値も重石となりやすい。そのため、短期でトレンドに追随して買いのタイミングを計るのか、それとも上昇からの下落タイミングを計るのかを選択する必要がある。
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