★日経225の日足で、12日EMA(指数平滑線:赤線)と26EMA(青線)で分析する。日経225は26日EMAがサポートとして意識され上昇基調を続けていた。しかし、3月4日に26日EMAを下抜け下落基調に反転するように見られた。さらに、MACD(パラメータ:12、26、9)も、ゼロラインの上方からシグナルとデッドクロスしてゼロラインへ向けて下落していた。
この動きから上昇トレンドが反転して、下落トレンド入りすると思われた。そのため、12日EMAが26日EMAを下抜けするデッドクロスするか注視された。
一時は26日EMAがレジスタンスとして意識され上値を抑えられたが、3月12日に上抜け達成すると上値を切り上げる展開となった。そのため、12日EMAは26日EMAに振れるようにして再び上向きになってきた。
戦闘機のタッチアンドゴーのような見事な離陸となった。
MACDもゼロラインの上方で、シグナルと再びゴールデンクロス寸前の様相となっている。
12日EMAと26日EMAを上抜けしたことで、再び両線がサポートとして意識されるほか、2月16日高値30,714.52円が再び視界に入ってきている。
一時は反落シグナル点灯寸前となったが、12日EMAが26日EMAを下抜けしなかったことが焦点となった。26日EMA下抜けで、押し目買いによる下支えが強かったものと思われる。
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