FITS エコノミックレポート

日経225の20年年初からの価格帯別出来高動向!

 

★日経225株価指数の20年1月6日からの株価動向と価格帯別出来高をみると2万2,000~2万4,000円の価格帯で出来高が膨らんでいる。このか価格帯では、昨年6月初旬から昨年11月初旬までもみ合い相場が続いたところである。約5か月間もみ合い相場が続いたことから、出来高も2万3000円近辺に集中していることになる。

そして、2万6,000円近辺で11月下旬から12月下旬までもみ合い相場となったことで、若干出来高が膨らんでいる。

その後は、上げ下げを繰り返しながら徐々に上昇する展開になったが、4月以降は上値をやや切り下げる展開になっている。

今年に入ってからのもみ合い相場で2万8,000~2万9,000円台で出来高が膨らんでいる。ただ、ここ数日間の下落で、出来高の多い価格帯をやや下抜けしてきた。もう一段下落するようなら、買い方からの手仕舞い売りもでやすい。一方、戻り場面では高値圏で買った投資家らの『やれやれ売り』から上値を抑える重石になりやすい。

出来高の少ない価格帯では、ボラティリティが高まりやすい。このところのボラティリティの高い地合いも、その影響かもしれない。

2万6,000円を下抜けすると、2万4,000円まで出来高が少ないことから、加速的な下落基調になりやすいので注意が必要である。

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