★日経225の長期トレンドを示す月足では、2021年8月の安値26,954.81円をネックラインとしたダブルトップを形成している。下落調整となった場合は、このネックラインの価格が相場の重要なポイントになる。
2021年9月の高値30,795.78円から徐々に上値を切り下げる動きになっている。そのため、2021年12月高値29,121.01円を上回ることが出来るかが注目される。一方で、2021年12月の安値27,588.61円を下抜けると、上値・下値を切り下げることになり、下落基調が継続することになる。
本日12ヵ月SMA(黒線)の28,612.53円を下抜けしてきたことから、一転してレジスタンスとして意識される可能性がある。そのため、早々に回復出来るかがポイントになる。ただ、12ヵ月SMAは上向きとなっていることから、現状はまだ上昇基調を維持している。
2008年10月の大底から、もみ合い相場と上昇相場が繰り返される展開が続き、上値を切り上げてきた。そういう意味では、現在はトレンドレスのもみ合い相場の段階にある可能性が高い。ただ、長期トレンドの中のもみ合い相場なので値幅は大きい。
ネックラインを下抜けるような下落調整となるようなら、23.6%押しとなる25,178.77円や白銀比率の29.8%押しとなる23,703.12円が下値目処として意識される。
一方、2021年9月高値30,795.78円を上抜け出来るようなら、ネックラインとの値幅3,840.97円の倍返しとなる34,636.75円が上値目処として意識される。
現状は12ヵ月SMAを再び回復出来るのか、それともネックライン方向へ下落していくのかが注目される。
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