FITS エコノミックレポート

日経225の終了時のロウソク足と位置がポイント!

 

★日経225は、前日NY市場の米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果とパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の発言を受け、米国株高となったことを好感した。米FOMCで市場の予想通り政策金利を据え置き、資産購入の縮小開始計画を発表したものの、早期の利上げを示唆しなかったため、安心感が広がった。

日経225は寄り付きは、前日高値を上抜ける窓開けとなる強い上昇となったが、心理的節目となる3万円が視界に入ると急速上値が重くなった。

そのため、小陰線コマ足のような様相となっている。

ただ、ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)は、%DとSlow%Dは緩やかに上向きになっていることから、戻り基調は継続している。

9月14日高値30,795.78円を起点として9月27日高値30,414.61円を結んだトレンドライン(R1)と10月6日安値27,293.62円を起点として10月25日安値28,472.55円を結んだトレンドライン(S1)では、三角持ち合いを形成していたが、11月1日に上放れする展開になっている。また、10月20日直近高値29,489.11円を上抜けしていることから、地合い的には強い展開となっている。

 

今後の注目点は、本日は小幅な値動きになり終了するのかであるが、もし明日窓を開けて下落するようなら、本日のロウソク足が宵の明星になり戻りが一服となりやすい。

本日終了時までに陽線展開となるようなら、3万円トライの勢いが強まりやすいく9月27日高値や9月14日高値狙いとなりやすい。

本日中に上値が重くなり11月11日高値29,666.83円を下回り窓埋めすると、上値の重さから下落調整的な動きになりやすい。その際は、10月20日高値29,489.11円を下抜けするかがポイントになる。

 

本日の相場動向次第では、明日以降の相場への影響を与えるような動きになりやすい。

カテゴリー: ホットニュース

カテゴリー

カレンダー

5月 2024
« 1月    
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  

ページの先頭へ