★日経225の日足のMACD(パラメータ:12、26、9)では、ゼロラインの上方でシグナルとデッドクロスした。また、両線とも下向きとなっていることで、下落調整の様相となってきた。
一方で、12日EMA(指数平滑線:赤線)と26日EMA(青線)では、ロウソク足が12日EMAを下抜けしてきたものの、26日EMAがサポートとなり下支えする展開になっている。ただ、12日EMAが上値を抑える展開となっている。
MACDだけを分析すると『売りシグナル』点灯となるが、EMAを含めて分析すると26日EMAで下げ止まっていることあり、売りシグナルは時期尚早と思われる。
12月7日でもゼロライン上方でMACDとシグナルがデッドクロスしたが、大きく相場が崩れることもなく、再び上昇基調に戻る展開になるダマシとなった。
そのため、まずはロウソク足が26日EMAを明確に下抜けする動きになるまでは、トレンドの転換とするには早いと思われる。
また、10月30日のように26日EMAを明確に下抜けしたと思われたが、MACDのゼロラインがサポートとして意識され反転するような動きもあるので注意したい。
そのため、EMAとMACDを組み合わせて分析していくことが必要である。
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