FITS エコノミックレポート

日経225の日足では10日SMAを維持出来るか!

 

★米連邦準備制度理事会(FRB)の経済シンポジウムでのパウエル議長の演説を控え、数人の地区連銀総裁が新型コロナウイルスのデルタ株感染拡大にもかかわらず、年内の緩和縮小開始を支持したため、警戒感から米国株は下落に転じた。その後、アフガニスタン空港付近での同時多発テロを嫌気し引けにかけて下げ幅を拡大した。その流れを受けて、日経平均株価も窓を開けして下落寄り付きとなった。

昨日まで、上向きの5日SMA(赤線)の上方で25日SMA(青線)に支えられる展開になっていた。ただ、5日SMAと25日SMAを下抜けた一方で、上向きの10日SMA(黄線)がサポートとして意識され下げ止まる展開になっている。そのため、5日SMAの27,646円と10日SMAの27,505円の狭いボックス内での値動きになっている。

ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)は、%DとSlow%Dがかい離幅を広げて両線とも上向きになっていることから、上昇基調は続いている。

 

相場的には、上昇基調は継続していることから、10日SMAを維持して再び5日SMAと25日SMAを上抜け出来るかが焦点となる。ただ、10日SMAを下抜けると、再び260日SAM(茶線)の27,077円近辺が視界に入ってくる。非常に重要な相場の節目にある。

 

 

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