★日経225は、米国の鉄鋼・アルミニウム輸入制限に例外国があり貿易摩擦への懸念が後退した。さらに、米朝首脳会談の開催が明らかになり、朝鮮半島の地政学リスクが後退するとの見方から投資家のリスク志向が改善した。そのため、リスク選好の動きが強まり一時510円超高まで上げた。この時点で10日線(黄線)21,606円、25日線(青線)21,752円を上抜けたことで、2月27日のリベンジが果たされたと思ったが、その後は上値が重くなり25日線だけでなく10日線をも下抜ける展開となった。そのため、今後も25日線がレジスタンスとして意識されやすくなった。
救いとなったのは、5日線(赤線)がわずかに上向きとなり、5日線を下回ることなく推移したことである。
ロウソク足では、陰線ながらも上値・下値切り上げとなるロウソク足が続いていることは、戻り基調がわずかながらでも残っていることになる。
ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、3、3、20、80)は、%Kが%Dを上抜けしているものの、%Kが横ばいとなってきていることで、戻りの勢いは鈍化している。
チャートをよく見ると、25日線と200日線が徐々に接近しており、上値と下値の抵抗ラインとなっていることから、三角持合いの形になってきている。そのため、近い将来25日線を上抜けるか、200日線を下抜ける大きな動きになる可能性が高まっている。
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