FITS エコノミックレポート

★日経225は、前日の米国株の下落を受けてリスク回避の円高進行もあり、窓を空けての下落基調となっている。

昨日まで10日SMA（黄線）がサポートとなり下げ止まる展開となっていたが、本日は25日SMA（青線）の20,534円の攻防となっている。

1月4日安値と1月29日安値を結ぶトレンドラインも下抜けしてきていることから、戻り基調も一服した可能性がある。

また、ストキャスティクス・スロー（パラメータ：14、5、3、20、80）では、1月21日の高値を2月5日に上抜けしたが、ストキャスティクスでは上値を切り下げるダイバージェンスからの下落基調となっている。

本日引けに25日SMAを回復出来るかが非常に重要なポイントとなる。下抜けしたまま終了すると、25日SMAがレジスタンスとして意識されやすい。また、何度も2万1000円をトライしたものの、上抜け出来なかったことから、今後の回復場面では意識される価格となる。