FITS エコノミックレポート

日経225の日足ではやはり雲下限を意識!

 

★日経225の一目均衡表日足では、昨日一時雲下限を下抜けしたものの、終値では下ヒゲを残して戻り基調となった。そして、本日は雲下限の下値は切り上がったものの、それに合わせて雲の中での推移になっている。

明日も雲下限は切り上がり27,706.24円に上昇する。

転換線(赤線)は下向きから横ばいになってきており、下押しバイアスは鈍化してきている。ただ、転換線は基準線(青線)を下抜けする逆転となっており、再び上向きになるかが焦点となる。

26期間遅行する遅行線(緑線)では、ロウソク足を一旦下抜けしたものの、戻り基調となっている。しかし、上昇基調が強まった期間に入ることから一旦雲の下限下抜ける可能性が高い。

ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)は、売られ過ぎ水準から%Dが横ばいから若干上向きになり、Slow%Dをわずかに上抜ける展開となっている。

 

まとめると、昨日一時雲下限を下抜ける展開になったことで、下落基調が強まるかに見えた。しかし、引けにかけて下ヒゲを残して戻り基調となり、本日は雲の下限が意識され戻り基調になっている。ストキャスティクスでも、低水準から戻り場面となる兆しが出てきている。来週には雲のネジレがあることから、トレンドの反転や加速など相場の節目になりやすい。

そのため、雲ネジレ近辺で雲上限を上抜けするのか、雲下限を下抜けする動きになるのか確認する必要がある。

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