FITS エコノミックレポート

日経225の中期トレンドでは雲上限を上抜けたが?!

 

★日経225の中期トレンドを示す一目均衡表の週足では、雲の中をもみ合い相場となっていたが、雲の上限を上抜けして週末を終了した。これによって上値追いの期待が高まりやすい。

しかし、相場の方向性を示す基準線(青線)がわずかに下向きとなってきており、26期間の高安の中心値が低下傾向にあることを示している。

また、26期間遅行する遅行線(緑線)はロウソク足を下から上抜け出来るのか、それともレジスタンスとなり下押しするか相場の節目になっている。

8月24-28日週には雲のネジレがあり、トレンドの反転や加速など相場の節目になりやすく、横ばい相場からトレンドが発生しやすい地合いとなってくる。

ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)は、%Dが7月3日週の90.19がピークとなり徐々に上値を切り下げる展開となっている。

まとめると、雲の上限を上抜けしたことで、来週への上昇期待が高まっている。しかし、個々のポイントでは、基準線の下向きや遅行線とロウソクとの関係やストキャスティクスの上値切り下げなど、弱気の動きも出ている。28日週には雲のネジレが発生していることから、相場が動き出す可能性もあるので注意が必要となる。

 

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