FITS エコノミックレポート

日経225とドル/円の関係は同時と遅行!

 

★日経225とドル/円の関係では、日経225の反転と円安進行時はほぼ同時期に起きる。一方で、日経225の反落では、先にドル/円の上値が重くなり円高が進行してから日経225が下落するというパターンとなっている。

ドル/円は110円台を目前にして上値が重くなっている。そのため、ドル/円が円高調整となると、間を空けて日経225が下落調整となりやすい。

 

ドル/円は、5日線の109.57円を上回っていることから、短期的には円安基調となりやすい。ただ、上値には200日線の110.17円がレジスタンスとして意識されている。ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、3、3、20、80)では上値・下値を切り下げるダイバージェンスを起こしており、今後円高調整となりやすいので注意が必要となる。

 

過去1年間のパターンからすれば、円高が進行してもしばらく日経225は上昇基調を維持するものの、下落のシグナルとして警戒する必要がある。5日線や10日線109.411円を下回るような円高になったら要注意。

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