FITS エコノミックレポート

日経225では雲の上限がレジスタンスとして意識!

 

★日経225の一目均衡表日足では、6月21日の急落後の戻り基調が続いているが、雲の上限の28,935.02円がレジスタンスとして意識され上値が抑えられる展開になっている。

転換線(赤線)基準線(青線)が28,638円で重なっており、26期間中に直近9営業日内で高値・安値を付けたことで重なる結果となっている。現在の動きは、非常にボラティリティが高いと言える。

下値では、52期間の高低の中心値である先行スパン2の当日線(茶線)の28,724円がサポートとして意識されている。

現在の価格は転換線・基準線・先行スパン2当日線の上に位置していることから、強い地合いは残っている。

26期間遅行する遅行線(緑線)でも、5月17日の陰線足がサポートとなり反転する展開になった。現在もロウソク足を上抜けしており、戻り基調は継続している。

先行き雲の厚みが薄くなってくるころから、雲の上下に放れる展開になる。

ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)では、%DとSlow%Dは弱気のダイバージェンスからの下落となったが、%Dが上向きとなりSlow%Dを上抜けしたことで戻り基調になってきた。

現状のメインシナリオでは、雲の上限がレジスタンスとして上値を抑えられているが、戻り基調が続いていることから上抜けする動きになりやすい。ただ、投資判断を変更するシナリオとしては、先行スパン2や転換線・基準線を下抜けするようなら、戻り一巡となり再び下落基調となりやすくなる。そして、6月21日安値27,795円が視界に入ってくる。

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