★日米10年物国債利回り差日足では、10月5日に2.305%まで広がったものの、一旦切り差拡大の勢いは鈍化してきている。そのため、ドル/円の上値も重くなり円安基調も鈍化気味となっている。日米金利差だけが為替要因ではないが、金利差拡大・縮小が為替相場に影響していることは確かである。
7月7日に2.298%まで拡大した後、その後は金利差縮小から円高基調となった。今回も2.305%拡大した後、やや金利差縮小傾向にある。
9月7日以降拡大・縮小を繰り返しながら、上値・下値切り上げながら金利差拡大していることから、一時の調整縮小となるかが焦点となる。
北朝鮮を巡る地政学リスク、欧英の政治リスク、米国の税制改革の行方や米FRB議長の後任人事などのリスクなどもあり、安全資産とされる米国債に与える影響が大きい。一方で、米国内の景気は上向きとなっており、今後の追加利上げ観測やQE縮小などが長期金利を押し上げていく。日銀は今後も金融政策変更は見られず、日米金利差拡大から円安傾向が強まりやすい。
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