FITS エコノミックレポート

日米長期金利差はレンジ内に戻り推移!

 

★日米10年物国債利回りの金利差だけがドル/円の変動要因ではないが、かなり参考となることが分かる。2.25-2.52%近辺のレンジ相場となっている。4月18日にはレンジ下限を下抜けしたことで、一時108円台前半まで円高が進行したが、再びレンジ内へ戻ったことで円安進行となっている。

 

米国では12月と3月に0.25%の利上げ実施されたが、実施するまでは日米金利差が拡大する一方で、利上げ後は再び金利差が縮小する傾向となっている。それにともなって円高進行となった。先週の米FOMCや米4月雇用統計で6月の利上げ確率が上昇したことで、再び金利差が拡大した。その拡大とともに円安進行となった。ただ、上値では一目均衡表の雲の下限があり、金利差拡大を抑える可能性もある。

 

米国の長期金利が上昇しても日本の長期金利がそれ以上に上昇すると、金利差が縮小することになるので注意。

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