★日米10年物国債利回り差だけがドル/円の変動要因ではないが、参考になるので注目している。4月18日に一時2.160%まで縮小した時に108円台まで円高が進行した。その後、日米金利差が拡大したことで、再び円安方向となった。今回の円高も5月10日をピークとして日米金利差が縮小したことで円高傾向が強まった。その後も日米金利差が縮小傾向となっていたことで、ドル/円の上値を抑える展開となっていた。前回の2.160%近くまで縮小したが、本日時間外取引の米10年物国債金利は反転上昇となっている。そのため、ドル/円も111.00円前後までドルが持ち直す展開となっている。
4月18日以前では、2.445%近辺が日米金利差の下限だったが、やや下限が下方修正されてきているものの、しばらくは日米金利差の2.160%近辺で反転しやすいのかもしれない。
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