★トランプラリーが始まってから、特に日米長期金利差とドル/円動向の相関関係が強くなっている。12月15日に2.522%まで日米金利差が拡大した際に、ドル/円は直近高値の118.66円をつけた。その後、日米金利差が縮小したことで、ドル/円も上値が抑えられている。
一目均衡表の転換線9日が基準線とデットクロスし、下向きとなっていることや、遅行線(赤線)が日米金利差線(紫線)を下抜けしていることで、現段階では金利差縮小傾向にある。
相場を見ていくうえでは、日米金利差を確認することで、売り目線・買い目線の判断もある程度は判断しやすい。ただ、必ず金利差が拡大すると円安、金利差が縮小すると円高になるとは限らないので注意してほしい。何故なら金利差だけで為替相場が動いているわけではない。
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