FITS エコノミックレポート

日米長期金利差からのドル/円は割安?

 

日米の長期金利差から見るとドルは割安圏にある。昨年12月15日には日米金利差は2.522%に拡大し、ドル/円は高値118.66円まで上昇した。一方で1月13日には2.533%と12月15日を超える拡大となったものの、ドル/円は高値114.92円と3.74円ほど円高に放置されている。

 

金利差の拡大では円安方向へ、縮小では円高傾向になりやすことは分かるが、為替レベルにおいては別のようである。

 

ただ、言えることは前日のFOMCでも、あと年内2回の利上げが実施される見通しを表明している。一方で日銀は現状の金融政策の据え置きを決定している。そのため、先行き日米金利差が拡大していく以上、短期的な円高局面では買い目線で見た方が良さそうだ。

カテゴリー: ホットニュース

カテゴリー

カレンダー

5月 2024
« 1月    
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  

ページの先頭へ