★米商品先物取引委員会(CFTC)が発表した12月31日時点の建玉報告によると、ニューヨーク商品取引所(COMEX)で投機筋(非商業部門)による金先物の買い持高は3週続けて拡大した。そして、前週比2万2273枚多い32万7925枚とデータが開示されている1986年以降で最高となった。
このところの金買いは、米軍がイラクの首都バグダッドでイラン革命防衛隊の精鋭組織の司令官を殺害したと伝わり、中東情勢が緊迫化するとの警戒感が台頭した。投資家がリスク回避姿勢を強め、『安全資産』とされる金に買いが集まったことが要因である。
9月24日付けで買い持高が31万2444枚がピークとなり、その後の買い持高減少と金価格の下落となった。そのため、投機筋による金の買いが限界に近づいていると判断した投資家の売りが出やすいとの見方もある。しかし、中東情勢緊迫化を背景に『安全資産』としての金に対する需要も根強くあり、節目の1600ドル突破の可能性もある。
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