★シカゴIMM投機筋ポジションの8月6日付が公表された。対ドルでの差引き持ち高は、円ロング(円買い・ドル売り)+10,561枚と7月30日付け持ち高▼4,218枚の円ショートポジション(円売り・ドル買い)から2018年6月12日付け(+5,052枚)以来の円ロングポジションとなった。
円ショートポジションの持ち高解消の動きに伴って円高基調が強まったことが分かる。そして、今度は円ロングポジションへと転換してきた。
昨日、米通商代表部(USTR)が対中輸入品3000億ドルの10%追加関税に関し、スマホなどの消費財に対する関税発動を9月1日から12月15日まで先送りし、健康、安全保障関連を制裁対象外としたため、関税が与える成長への悪影響への警戒感が後退。米中貿易交渉への期待も広がり米債利回り上昇に伴うドル買い、リスク選好の円売りが加速した。
投機筋が円ロングポジションであったことから、手仕舞いによる円売りが加速した可能性も高い。
2018年4月3日から6月12日まで円ロングポジションになったり、円ショートポジションになったりと方向性のない動きとなった。今回もドル/円のボラティリティが高まるようなら、方向性を欠く同様の動きとなりやすい。
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