★21年1月4日を100とした日経平均(赤線)、TOPIX(青線)、マザーズ指数(緑線)、NYダウ(黒破線)を比較する。
日経平均とTOPIXは5月11日からの下落で、ほぼ年初からの上昇分を吐き出す展開になっている。ただ、昨日13日の日経平均の株価収益率(PER)は14.39倍、1株利益(EPS)は1,907円と本邦企業業績の改善から割安感が強まっている。PERに関しては4月30日まで20倍台で推移していたことから、急速に改善していることになる。EPSにおいても新型コロナウイルスのパンデミック前の1,700円台を上抜け1,900円台まで上昇してきている。そのため、今回の下落でより日経平均の割安感が強まっていると言える。
一方、個人投資家の多くが参入しているマザーズは、年初来から12.86%の下落となっており、個人投資家のポジションは相当傷んでいる。
NYダウは、年初から12.56%上昇しており、底堅い展開が続いている。米国株の12日終値でのPERは、NYダウ21.94倍、S&P500 指数22.25倍、ナスダック総合指数30.94倍になっている。
日経平均の14.39倍は米国株に比べてもかなり割安化していることが分かる。
また、昨日の空売り比率は47.4%とかなり高水準にあることから、巻き戻しの動きになると上昇基調が加速する可能性もある。
日本株の下押しの際は、押し目買い戦略となる。
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