FITS エコノミックレポート

南アランド/円は200週SMAで足踏み!

 

★南アランド/円の中期トレンドを示す週足では、4月10日週の安値5.415円を起点として8月14日週安値5.960円を結んだトレンドライン(S1)の上方に位置していることから、上昇基調は継続している。

また、上から13週SMA(赤線)26週SMA(青線)52週SMA(緑線)の全てが上向きになっており、短期線から長期線の順番になっていることで上昇基調となっている。

ただ、ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)では、%D:91.28%、Slow%D:92.32%とかなり買われ過ぎ過熱感は出ている。ただ、モメンタム系オシレーターは、明確なトレンドが発生している場合、高水準に張り付くダマシとなるので過熱感だけで判断するのは注意が必要である。

現在、200週SMA(紫線)がレジスタンスとなり、上値を抑える展開が4週間続いている。そのため、相場では徐々に上値の重さが意識されやすい。下押し調整となった場合は、13週SMAの7.2892円や26週SMAの7.0613円が下値目処として意識される。

一方で、200週SMAを上抜けした場合は、20年1月3日週高値の7.830円が上値目処として意識される。19年7月26日週でも上値目処となっている。

200週SMAがないと、7.830円の高値を意識して中途半端の値位置でもみ合いになっているように見える。週足では、200週SMAが上下抵抗体になることが多いので、中期トレンド分析の際は200週SMAを加えると良い。

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