★南アフリカ・ランド円は7.65円前後で小動きとなっている。本日8日に南アフリカ総選挙の投票を控えており、動き辛い展開となっている。注目はラマポーザ大統領率いる与党・アフリカ民族会議(ANC)が、改選前249だった議席の減少をどれだけ留めることができるかである。下院の総議席数400の過半数獲得は確実とみられているが、220議席(55%)を割り込むようであれば、党内外からの圧力によりラマポーザ氏の経済改革が遅れる可能性もでてくる。その場合は、通貨ランドにとってはネガティブ要因となる。
南アランド/円は、5日SMA(赤線)7.6758円と10日SMA(黄線)7.7171円がレジスタンスとなり、下落基調が続いている。
ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)は、%D:13.41、Slow%D:16.79と売られ過ぎ域まで下落しているが、下落トレンドが明確となっている。そのため、モメンタム系のストキャスティクスでは、さらに下落するというダマシが発生しやすいので注意が必要となる。
まずは、ロウソク足が5日SMAと10日SMAを上抜け、ストキャスティクスの%Dが横ばいから上向きになるまでは押し目買いは禁物である。売られ過ぎだから、そろそろ買い戻しが入るのであろうと、思っても相場はそうならずもう一段の押しとなりやすい。このようなトレンド発生時には、トレンドフォロー系の移動平均線や一目均衡表などで判断するのが良いことが多い。
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