FITS エコノミックレポート

南アランド/円の中期トレンドは相場の節目!

 

★南アランド/円の中期トレンドを示す週足では、13週SMA(赤線)がサポートとして意識され上昇基調を維持してきた。しかし、6月11日週の高値8.175円が天井となって上値を切り下げる展開が続いている。そして13週SMAを下抜けした後も、26週SMA(青線)200週SMA(紫線)をも下抜ける展開になっている。

また、ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)も、売られ過ぎ過熱感は出ているものの、%DとSlow%Dの両線は下向きになっており下落基調が継続している。

ただ、20年4月10日週の安値5.415円を起点として21年1月15日週の安値6.470円を結んだトレンドライン(S1)上回っていることから、トレンドの反転には至っていない。ただし、S1を明確に下抜けするほか、52週SMA(緑線)の7.1491円を下抜けすると上昇基調からトレンドが反転した可能性が高まる。

その場合、ストキャスティクスは売られ過ぎ過熱感シグナルを出しながらも底這いの動きになるので値ごろ感だけの売買には注意が必要である。

 

南アランド/円の中期トレンドでは、S1や52週SMAを下抜けするかが注視される一方で、抵抗体で反転した場合は底堅さが意識されることから再び戻り基調となる可能性もある。相場の節目になることから、動向には注意が必要である。

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