FITS エコノミックレポート

★南アランド/円の日足では、今年に入ってからは75日SMA（緑線）がサポートとして意識され、下ヒゲでは一時的に下抜けするも終値では75日SMAを回復する展開が続いている。

6圧16日に25日SMA（青線）を下抜けすると下げ幅を広げる動きになったものの、75日SMAで下げ止まる展開になった。しかし、25日SMAが一転してレジスタンスとして意識され押し戻される展開になっている。また、下向きの5日SMA（赤線）と10日SMA（黄線）がレジスタンスとして意識され上値を抑えている。

ストキャスティクス・スロー（パラメータ：14、5、3、20、80）は、％DがSlow％Dを下抜け両線とも下向きになっている。そのため、下押しバイアスが強まっていることを示している。

目先では75日SMAを維持しつつ、下向きの5日SMAと10日SMAを上抜け出来るかが焦点となる。
75日SMAを維持出来ずに下抜けした場合は、100日SMA（黒線）の7.5825円がサポートとして意識される。

レベルは違うが、今年1月の値動きに似ていることから、同様の動きになるか注目されるところである。