★南アランドの下げが止まらない。下げの理由としては、南アフリカの債務格付けのさらなる引き下げ懸念、成長率鈍化の懸念、北東アジアにおける地政学的リスク増大、2018年も米国が数回の利上げを実施するとの観測があげられる。
南アランド/円の日足では、5日線(赤線)、10日線(黄線)が25日線(青線)とデッドクロスし、両線のかい離幅を拡大しながら下落基調となっている。
また、ロウソク足では、前日ロウソク足に対して『はらみ線』となっていることから、前日安値7.950円を下抜けるかどうかが注目される。心理的には8.00円が下値節目となっている。
8月11日安値8.065円を維持出来なかったことで、次の節目は4月4日に付けた安値7.890円が視界に入る。
ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、3、3、20、80)は、%K:11.83、%D:22.69とかい離幅を広げながら両線とも下落基調となっており、現在は反発の兆しは見られない。
一旦8.00円近辺で下げ止まっているものの、反転する兆しが見られていない。そのため、現在の価格から反転するか判断するには時期尚早となっている。格付け会社からの格下げされると、ジャンク級の格付けとなるため、もう一段の下げの可能性があるので注意が必要となる。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
---|---|---|---|---|---|---|
« 1月 | ||||||
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | ||
6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 |
20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 |
27 | 28 | 29 | 30 | 31 |