★南アランド/円は、昨年10月のズマ大統領の突然の内閣改造や格付け会社の投資不適格への格下げで、11月13日7.770円の安値を付けたが、その後12月18日に与党・アフリカ民族会議(ANC)議長選挙で、改革派のラマポーザ副大統領が勝利したことを受け、南アランド相場は買い戻しが優勢となった。ただ、ズマ大統領の任期は、2019年の大統領選まで残っており、未だ何か仕掛けてくる可能性が高く、また今後利下げの可能性も指摘されており、上値追いには警戒感が残る。
南アランド/円のボリンジャーバンド(パラメータ:21、±1、±2、±3)日足では、上値をプラス1σが上値抵抗ラインとなり、下値を21日線(紫線)が支持ラインとなり、もみ合い相場となりながら急速にバンド幅が縮小するスクイーズしてきた。バンド幅の伸縮を示現するボリンジャー%B(パラメータ:21、3、5)もかなり低位に下落しており、バンド幅が縮小していることを示している。ただ、ボリンジャー%Bが横ばいとなってきていることから、エクスパンションへ向かってきている。
近い将来上下どちらかに大きく振れるエクスパンションになる可能性が高まってきている。そのため、警戒する必要が出てくる。現在は雲の上限の上方に位置していることから、上昇基調は維持している。ただ、南アランド/円はボラティリティの高い通貨であるため、下落した際の対応準備は必要となる。
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