★日12月商業販売統計速報:市場予想を下回る
経済産業省が発表した12月の商業販売当kり速報によると、小売業販売額は前年同月比0.6%増加となり、市場予想の1.7%増加を下回った。また、百貨店・スーパー販売額(既存店)は前年同月比1.3%減少となった。
★日経平均株価:円高と時間外NYダウ先物下落を嫌気
米国のGDP伸び悩みや米国株と原油の下落、ドル高・円安の一服などが重しとなりやすい。前週末あkらはトランプ大統領がイスラム圏からの市民の入国を禁止する大統領令に署名し、改めて保護主義や地政学リスクに警戒感が広がっている。また、日本に関しても通商摩擦や円高圧力のリスクが消えていない。ただ、日本株に関しては、国内外の投資家の買い遅れの押し目買い需要も残っている。日米の金融政策決定会合を控え、模様眺めのムードも広がる可能性も残る。日経平均株価は、前週末比96円安の1万9371円で寄り付いた。その後はやや円高傾向となっていることや、時間外のNYダウが50ドル前後の下落となっていることから上値が重い展開になっている。
★東京外国為替市場:ドル/円は114円後半でのもみ合い相場
ドル/円は、株高を背景に週末は115円台を回復したものの、週明けは窓を開けて下落し114円台後半での動きとなっている。いずれにしても、トランプ米大統領の一挙手一投足に振り回される動向が継続しそうだ。今週は日米で金融政策決定会合を控えるなか、FRBは今年、複数回の利上げを行うとの見方に変わりはないと述べている。NYダウも20000ドル超えとなり、バブルの様相が強くなってきた。そのため、ややタカ派的な声明文により下落調整させる可能性も高くなっている。ユーロ/ドルは、ドルの動向次第となるが、1.07ドル前後でもみ合い相場となっているように、上値の重さが意識されている。
本邦輸出勢は月末決済以外は115.00円以上でドル売りスタンス。米系短期筋は115.30円からドル売りが継続的に観測されている。また、本ぷ尾輸入勢は113円台からドル買いが観測されている。米系短期筋も114.00円からドル買いが継続的に観測されている。
本日も中国、香港、シンガポール市場が休場となり、市場流動性は低下している。短期筋の動きい振られる可能性が高い。
★日銀金融政策決定会合(1月-31日):予想は金融政策の現状維持
前回(12月19-20)の『主な意見』では、政府の経済対策や海外経済の回復を受け、日本経済は上向きの動きが続くとの見通しが示された。物価の押し下げの圧力は徐々に弱くなっているものの、2%物価目標の達成時期については予断を持てない状況が続いている。日銀は今回の会合で『経済・物価情勢の展望(展望リポート)』を公表するが、資源物価の上昇や円安の影響を考慮して物価見通しを引き上げる可能性がある。
★1月24日付シカゴIMM投機筋の他米ドルでの差し引き持ち高
(1月17日) ⇒ (1月24日)
・円 :▲77,830 ⇒ ▲66,840
・ユーロ :▲66,500 ⇒ ▲52,348
・ポンド :▲66,242 ⇒ ▲63,172
・豪ドル : +4,845 ⇒ +10,294
ドル/円の持ち高は4週連続の減少傾向となった。投機筋のポジション調整が続いていることになる。
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