★3月後半から4月にかけてのNYダウの乱高下時には、1月26日高値26,616.71ドルから10%下落すると、トランプ大統領やトランプ政権内要人から株価押し上げ発言が出て高値から10%内へ回復した。昨晩のNY市場でも、一旦10%超の下落となったが引けにかけて買い戻され回復した。
下落局面では、基調に勢いがあることから高値から12%超までは下落するものの、下ヒゲとなり翌日または翌々日には回復するパターンとなっている。
今晩はNYダウが高値からの10%下落23,955.04ドルを上回っている内は静観であろうが、10%超の下げとなるとトランプ大統領自身または要人発言などが出やすい。
トランプ大統領は中間選挙のための政策を進めているわけで、支持層にそっぽを向かれ支持率を低下させては本末転倒になる。もともとトランプ大統領の支持層は50代、60代以降の白人層や退役軍人など年金生活者が多い。そのため、株価が大きく下落してしまうと、支持層から不満が出て支持率を下げてしまう。史上最高値の位置から10%前後の下落であれば、支持層からの不満も出難い。株価睨みの政権運営とも言える。11月の米中間選挙までは、このような相場状況が継続しやすく、上値も重いが下値では管理相場的な動きになりやすい。
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