★今年のドル/円の値動きは『かごの鳥』相場となった。ドル/円の月足では、1月に大陰線となり17ヶ月線(赤線)110.83円が34ヶ月線(青線)113.76円がデットクロスした後、上値を34ヶ月線がレジスタンスとなり、一方17ヶ月線がサポートする相場展開に終始した。
上ヒゲ・下ヒゲで抵抗ラインとを上抜け・下抜けするも、結局は月末には両線の中に戻る値動きとなった。
また、もみ合い相場に強みのあるストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、3、3、20、80)でも、トレンドレス状態となり%Kと%Dの両線は横向きとなっている。
17ヶ月線は緩やかに上昇している一方で、34ヶ月線はわずかに低下傾向となっている。そのため、レンジ幅が今後も縮小していくことになる。そのため、来年は上抜けするのか、それとも下抜けするのか非常に注目されるところである。今年を振り返れば上下に抑えられかごのなかの鳥のような相場だった。上下に振らせない管理相場だったのかもしれない。
今12月の始値は112.51円となったことで、欧米市場での変動によって陽線・陰線のどちらにもなりそうな値位置となっている。
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